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高校生に励まされて。


私は、学生時代から、「鬼のように練習する人」で有名でした。
大学時代は、何時間でも練習室に閉じこもり、真夜中の2時3時まで、
ピアノに触っているようなことは、よくありました。

社会人になってからも演奏会前となれば、「I should ~ (やらなければ)」
の感覚で、練習したくないけどやる、という気持ちに陥いりながら、長時間の練習に
縛られます。しかし、演奏の練習をする時は、「 I Want to~(したい)」の心で行うことが、とても大切であると、つくづく思います。ですから、最近は、I want to の状態で、
ピアノに向かうことを心かげています。やはり、I should の気持ちで、
4時間練習するのとI want to の気持ちで2時間練習するのでは、
後者の方が格段に深みのある練習になります。
何故なら、I want to の気持ちで練習すると、楽しくて、集中が冴えるからです。
実は私も10代の中頃までは、「楽しい、楽しい、弾くのが楽しい、弾きたい・・・」と、
この一心で、ピアノに心底、惚れていたのですが、やがて、その楽しさが薄らぎ、
いつのまにかI should の心に変換していたように思います。

しかし、先日のピアノオーディションで、I want to の精神に溢れた
10代の高校生男子に出会い、私の心は、大きく揺さぶられたようです。
音に迷いがなく、ピアノと一心同体になって熱中した演奏・・・。
この高校生を目の当たりにして、「この子のみたいに、弾きたい。」と
私は、真剣に想ってしまいました。
この男子高校生が私の励みとなり、私の中で眠っていたI want to が、
長い時を経て、ようやく目を覚ましてくれたように思います。
by 7ewada | 2010-09-19 23:19 | 音楽